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昔の青山・表参道周辺と山陽堂書店

山陽堂書店は今年の3月創業127年を迎えました。
創業は明治時代、もちろん明治神宮も表参道も御幸通りもありませんでした。
明治時代後半の様子を、
青山脳病院の院長であった歌人の斎藤茂吉は、このように記しています。
「この病院も創立当時はあの辺り一面は原であった。
それからすぐ隣は墓地でそれも墓石は極めてまれであった。
また続いて畑があった。肥料の匂が風のまにまに漂ってくる。
それから一段低い所は一面の稲田で目高が群れて泳いで居たり、
水の温むころは蛭が思ひだしたやうに浮いて来たりするのであった。
ある時私は崖の土から冬眠してゐて未だ醒めない蛇を堀り出したこともある。
さういう所にぽつりと青山脳病院が建ったのであった。」
-斎藤茂吉全集第7巻 痴人の痴語よりー(仮名遣い・漢字など修正)
山陽堂創業時は交差点を挟んだ斜め前の南青山に店を構え、
その後現在のみずほ銀行辺りに(当時はまだみずほ銀行前身・安田銀行もありません)移りました。
三度目の移転は、明治神宮表参道造成の時期と重なります。
現在コムデギャルソン・イッセイミヤケ・プラダのある通り、
根津美術館への御幸通り入口現在の横断歩道の真ん中あたりに移りました。
当時を想像するに山陽堂の目の前には、できたばかりの表参道が明治神宮まで
まっすぐにのびていたのではないでしょうか。
そして、御幸通り造成に伴い、現在の場所に移ってきたわけです。
約30年後の東京オリンピック時青山通り拡幅のために、3/1に土地建物を削らなくてはならなくなりました。
代替地に移る話もありましたが、最終的には小さくなっても同じ場所で本屋を続けることにしました。
「道」、山陽堂の歴史は「道」の変遷とも大きなかかわりがあるようですが、
いつも「青山」で書店を営ませていただいていました。
この度も、たくさんの方にご協力いただき写真を展示しております。
今回初めて展示をさせていただく写真の中に、
伊藤病院さんよりご提供いただいた表参道を伊藤病院上空から撮影した
貴重な写真があります。
まだ、表参道に中央分離帯がなかった頃です。
青山にお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。
みなさまのご来店をお待ちしております。
「五人展」 太田丈晴/北村人/信濃八太郎/得地直美/山下アキ

期間 2018年3月30日(金)―4月9日(月) 日曜は休廊
OPEN 11時-19時 (土曜・最終日は17時まで)
書籍や雑誌を中心に活躍するイラストレーター、
太田丈晴/北村人/信濃八太郎/得地直美/山下アキ による「五人展」です。
ギャラリー山陽堂では一昨年に引き続き二回目の展示になります。
前回同様、各自好きな本やそれにまつわる世界などを描いて発表します。
是非お立ち寄りください。