山陽堂の歴史
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2011年、121年目を迎えた山陽堂書店
うさぎ年生まれの山陽堂、
今年干支を10周しました。

11周目は気持ちも新たに
ギャラリーのある本屋に生まれかわります。

出会いのある空間でありたいと願い、
新しい一歩を踏み出します。

みなさまのお越しを心よりお待ちしています。


これは、山陽堂リニューアルオープンのとき、ダイレクトメールに書かせていただいた文章です。
おかげさまで山陽堂は、2011年6月3日にギャラリーのある本屋に生まれかわり、ひとびとが集える『場』をつくることができました。
以前文藝春秋の「本屋探訪」に山陽堂が掲載され、その記事を読んだ東北の読者から、維摩経(ゆいまきょう・大乗仏教初期の経典)の「燈々無尽」(とうとうむじん)という言葉を思い出したというお葉書をいただきました。一本のろうそくはすぐに消えてしまうけれど次々に灯りをつけていけば尽きることがなく広がっていく という意味だそうです。これまで続けてこられたのも山陽堂の力だけではなく、支えてくれたお客様そして本あればこそです。街の本屋の灯を消さないためにも、これまでお客様や本に鍛えられ育まれてきた「街の本屋の底力」を今こそ発揮して、与えられた『場』を活かし「本屋の灯」を広げていきたいと願っています。
1891年(明治24年)
山陽堂書店創業
1920年(大正9年)
明治神宮創設
1923年(大正12年)
9月1日関東大震災
1924年(大正13年)
10月25日明治神宮外苑競技場(現・国立競技場)が竣工
1931年(昭和6年)
現在の場所に地上3階地下1階のビルを建て移転
1941年(昭和16年)
太平洋戦争始まる
1945年(昭和20年)
5月25日山の手大空襲で青山表参道一帯は火の海と化す
山陽堂は好運にも焼け残る
8月15日太平洋戦争終わる
1959年(昭和34年)
皇太子・美智子妃の結婚式
(皇居から東宮御所までの祝賀パレードで山陽堂の前を通って行かれた)
1963年(昭和38年)
東京オリンピックのための
青山通り道路拡幅のため山陽堂の3分の2が削られ、谷内六郎氏の壁画のある建物に
1964年(昭和39年)
10月10日第18回オリンピック東京大会~10月24日
1987年(昭和62年)
バブル時に3代目他界
1991年(平成3年)
山陽堂100周年
2008年(平成20年)
ブラタモリパイロット版で山陽堂が紹介される
2011年(平成23年)
山陽堂120周年
2011年 3月5日
山陽堂120周年のこの日を最後に、リニューアル工事のためしばらく休業
2011年 3月11日
東日本大震災
2011年 5月30日
山陽堂書店リニューアルオープン
2011年 6月3日
ギャラリー山陽堂オープン